院長ブログ

30

この数字、なんだと思いますか?
 
僕の年齢、、、ではなく(こんなに若くないです)、昨日の手術の件数です。
 
といってもあまりピンとこないかもしれませんが、、、結構多い件数です。
 
多焦点レンズ白内障手術の先進医療が今月で終わるため、どうしても今月中に手術をしなければならない方が多く、『断らない』のと『困った方をなんとかしたい』という思いで、希望の方には全て対応してきました。
今週が通常の手術の最終の週ですが、水曜と金曜の手術日は先進医療希望の全ての皆さんが手術を受けられるように、何件までとは決めずに手術の予定を組みました。
その結果、昨日の手術は30件(眼瞼下垂2件と白内障28件)となり、13時半から始めて最後の手術が終わったのはちょうど21時でした。
手術を受けていただいた患者さまには遅いお時間のご案内になってしまった方もいらっしゃいましたが、何も文句も言わずに受け入れてくださり、どうもありがとうございました。
 
1日30件の手術は当院でも今までで一番多い件数でしたが、クリニックだとなかなかここまで行うところは少ないのではと思います。
執刀するのは僕1人ですが、手術を介助する看護師や患者さまの案内や会計を行う事務スタッフみんなのおかげで、すべての手術が無事に行えましたし、患者さまには手術の予定時間を5分単位でお伝えしているのですが、ほぼ予定通りの時間で遅れることなく行えたのはスタッフみんなの頑張りのおかげだと思いました。
 
開業しようと思った理由の一つは、困っている患者さまを断らずになんとかしたいという思いがありました。当たり前で簡単そうなことですが、実は病院だとなかなかそうもいかず、自分1人がよくても諸事情(病室のベッドや職員の勤務時間などなど)で、患者さまに申し訳ないと思いながらも断念せざるを得ないことも多く、自分で思い切り悔いなく患者さまに対応できるように開業をしようと思いました。
もちろん、自分のクリニックでもスタッフはそれぞれの生活や思いを抱えて勤務してくれている訳で、『全て断らずに何時までももやって!』というのはパワハラになってしまうので言えませんが(そう言うつもりもありませんが)、今回、スタッフのみんなが一生懸命対応してくれたのは、きっと僕の思いを汲んでくれたのかなと勝手に思いますが、本当にありがたいと思いました。(遅いスタッフの退勤は日付が変わる少し前でした、、、)
そして、そんな僕のクリニックに来てくださる患者さまがいて手術を受けてくださり、やりたい仕事をできている現状は本当に幸せだと思いました。改めて、もっともっと頑張ろうと思いました(スタッフからは怒られそうですが、、、)。
 
明日もまたいつもの倍くらいと手術は多いですが、件数は多くても、患者さまにとっては一生に一度の白内障の手術ですので、お一人お一人、心を込めて、責任を持って手術をさせていただきます。(速い先生だと1件5分くらいですが、僕は7〜8分くらいで丁寧で安全な手術を心がけています)
 
スタッフ一同頑張りますので、明日もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
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