白内障の手術では、「きれいに人工のレンズが入り視力が1.0出れば成功」という訳ではありません。「患者様が手術後にどのような見え方をしたいか」また「どのような生活を送りたいか」など教えていただき、ご希望に沿った適切な位置にピントが合うように計画し、それが叶って初めて成功といえます。
そのためには、患者様としっかりコミュニケーションをとり、一緒に治療を行っていくことが大切です。手術後に『今年は桜がすごくきれいに見えた』とか『孫の運動会でよく見えた』といったお話をたくさん聞かせていただきたいと思っております。そういうお話が聞けるのを楽しみに、手術は責任を持って執刀させていただきます。