院長ブログ

8月の手術(2020年8月)

暑い夏が終わり急に涼しくなりましたが、皆さま元気にお過ごしでしょうか?
 
先月8月の当院の手術は、
白内障36件(多焦点眼内レンズ5件 乱視矯正トーリックレンズ2件)、硝子体手術6件、眼瞼下垂17件、涙管チューブ挿入3件、眼内レンズ入れ換え1件、アドオンレンズ挿入1件、霰粒腫12件などでした。
 
今月は硝子体手術が多く、その分、白内障の手術が少なくなってしまいました。
硝子体手術も元々の予定手術だけでなく、網膜剥離の緊急手術も2件ありました。
網膜剥離の硝子体手術は眼の中にガスを入れ、術後のうつ伏せ姿勢が必要になりますし、経過良好でもガスがなくなる2週間程度は見えにくい状態が続きます。ですので、入院での手術の方が楽かと思いますが、もしお仕事等で入院が難しく日帰りでの手術をご希望の方はご相談ください。
 
また、硝子体手術ではフランスのパリにお住まいの方が黄斑上膜で夏休みに日本に帰った際に手術を受けてくださいました。
眼内レンズの検査を3日前にさせていただき、手術を行い、術後2週間ほど経過を診させていただき、無事、フランスにお戻りになられました。
硝子体手術ですと場合によっては眼の中にガスを入れる処置が必要になり、その場合、飛行機に乗ることができないので、ガスがなくなる2週間程度余裕を持って経過を診させていただきました(結果的にガスは入れなくて大丈夫でしたが)。
外国にお住まいの方の手術にも対応しておりますので、ご帰国の際に手術をご希望の方はどうぞご連絡ください。
 
眼内レンズ交換は2月に他のクリニックでシンフォニーという多焦点レンズを使った白内障手術を受けた方で、近くの見え方にお困りになり、3焦点レンズのパンオプティクスに入れ換えさせていただきました。眼内レンズの入れ換えは初回手術から時間が経ってしまうと難しくなり、今回も約半年経っていたので不安はありましたが、無事、問題なく入れ換えできました。ただ、術後はおそらくこの入れ換えの処置により後発白内障が進行し、視力がなかなか良くならなかったのですが、後発白内障をYAGレーザーで取り除いた後は見え方が改善し、『近くの見え方もよくなりました』と言っていただけ本当によかったです。
 
と、先月も色々な手術がありましたが、大きなトラブルなく手術が行え、よい1ヶ月になったと思います。
手術を受けてくださった患者さま、どうもありがとうございました。
 
当院は明日から少し遅い夏休みをいただきます。
1週間ほど休診になり患者さまにはご不便、ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い致します。
クリニックへの電話は通じませんが、メールは随時確認しますので、何か困ったことやご心配なことがありましたらなんでもご連絡ください。
 
mail; clinic@tamaplaza-eyeclinic.com
 
では、また28日から通常診療を開始しますので、どうぞよろしくお願い致します。
 
 
↑本文とは関係ありませんが8月のスタッフの誕生日のお祝いの1コマです
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