【タウンニュース2021年3月25日号】
タウンニュース青葉区・都筑区・版宮前区版で毎月連載させていただいている『目のお悩みQ&A』第9回目の今回は『花粉症の目の痒みの辛さはどうしたら?』ということで花粉症をテーマに書いてみました。
花粉症をお持ちの方には本当に辛い時期で僕自身も困っていますが、点眼や点鼻、内服薬をうまく使うことでだいぶ症状を軽減し過ごすことも可能だと思います。
花粉症でお困りの患者さまに少しでも役に立てばと思います。
以下、タウンニュースの本文です。
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【目薬について】
目の痒みには抗アレルギー薬点眼が基本です。多くは1日4回ですが、最近2回で効果が続く点眼も登場し、使いやすくなりました。症状が治らない場合はステロイド点眼を併用します。ステロイドに抵抗感があるかもしれませんが、適切に使い、目のチェックを行えばば問題になることは多くありません。痒みの予防が抗アレルギー薬、抑えるのがステロイドと考えて処方しています。尚、内服薬は痒みには限定的ですが、多少効果はあるとされています。
【目を洗うのは?】
1日3〜4回程度の洗眼は抗原を減らし症状改善の効果が望めます。ただ、大切な涙成分も流されてしまうため、過度な洗眼はよくありません。
【妊娠・授乳中の場合】
完全に安全とされる抗アレルギー薬はなく、症状が強い場合の有益性使用が推奨されます。点眼後に目頭を押さえることで全身への移行を防げます。ステロイド薬は比較的安全とされています。
【その他の治療】
花粉が飛ばない時期に始め何年かかけて反応を抑える『舌下免疫療法』と自己負担額は大きいものの効果も高い『抗ⅠgE療法』があります。
【生活の注意点】
外出時はメガネやマスクを使用し、コンタクトは控える、バランスのよい食事等も大切です。
僕も花粉症で辛いですが、しっかり対策、治療して乗り切りましょう。
目の痒みには抗アレルギー薬点眼が基本です。多くは1日4回ですが、最近2回で効果が続く点眼も登場し、使いやすくなりました。症状が治らない場合はステロイド点眼を併用します。ステロイドに抵抗感があるかもしれませんが、適切に使い、目のチェックを行えばば問題になることは多くありません。痒みの予防が抗アレルギー薬、抑えるのがステロイドと考えて処方しています。尚、内服薬は痒みには限定的ですが、多少効果はあるとされています。
【目を洗うのは?】
1日3〜4回程度の洗眼は抗原を減らし症状改善の効果が望めます。ただ、大切な涙成分も流されてしまうため、過度な洗眼はよくありません。
【妊娠・授乳中の場合】
完全に安全とされる抗アレルギー薬はなく、症状が強い場合の有益性使用が推奨されます。点眼後に目頭を押さえることで全身への移行を防げます。ステロイド薬は比較的安全とされています。
【その他の治療】
花粉が飛ばない時期に始め何年かかけて反応を抑える『舌下免疫療法』と自己負担額は大きいものの効果も高い『抗ⅠgE療法』があります。
【生活の注意点】
外出時はメガネやマスクを使用し、コンタクトは控える、バランスのよい食事等も大切です。
僕も花粉症で辛いですが、しっかり対策、治療して乗り切りましょう。
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タウンニュースのコラムでは、眼に関する疑問についてお答えさせていただいております。気になる眼の症状から白内障やまぶた、硝子体の手術まで何でも構いませんので何かリクエストがございましたら教えてください。
質問リクエスト先
メール;clinic@tamaplaza-eyeclinic.com
タウンニュース青葉区版 電話;045-913-2711 FAX;045-910-1120