最近、アメブロで日々の診療の記録をブログに書くようにしました。(まだ5日ですが、、、)
https://profile.ameba.jp/ameba/tamaplaza-yamaguchiganka
診療のある日は日記のように毎日書いていますが、せっかくなので手術の日だけHPのブログにも転記しようと思います。(いつまで続けられるか分かりませんが、しばらく頑張ってみようと思います、、、)
以下、アメブロの転記です↓
今日の手術は白内障10件に眼瞼下垂1件(2側)、硝子体手術1件でした。
白内障の手術の年齢は高齢者が多いと思うかもしれませんが、当院では比較的若い方が多く、今日の最高齢は84歳でしたが、若い方では52歳、40歳の方もいました。
同じ白内障の濁りでも若い人ほど見えにくさ、不自由さ、不便さを感じやすいのかなと思っています。
若めの年齢で白内障と言われると、ショックを受ける方が多いですが、手術をすると見え方も生活の質(QOL)も改善する割合が大きいので、手術するとよくなる!と前向きに捉えた方がよいと思います。
硝子体手術は黄斑上膜でした。去年の11月に網膜剥離で手術をした方で、術後に網膜剥離の再発もなく視力1.2と良好に経過していましたが、最近になって黄斑部という網膜の中心部に膜が張ってしまい(『マクラパッカー』とも言います)、歪視(歪み)と視力低下が出現し、今回、手術となりました。
当院ではZeiss社のARTEVO800 OCTという手術顕微鏡を使用していますが、この手術顕微鏡は3D画像をモニターに映し出す最新の顕微鏡で、尚且つ、OCTという網膜などの断面を撮影する機能がつき、リアルタイムに網膜の状態を断層像で評価できる高機能の顕微鏡です(神奈川県内で2台しかないそうです)。
このOCT機能を使い、黄斑上膜もきれいに剥がれていることがしっかり確認でき、手術を終えられました。
今日も多くの患者さまに手術を受けていただき、どうもありがとうございましたm(_ _)m
↑40歳の方の白内障