院長ブログ

遠方からの白内障手術

今日は一日外来で夕方に霰粒腫の切開が2件(9ヶ月女の子、9歳男の子)でした。
手術の申し込みは白内障5人と黄斑上膜の硝子体手術1人でした。

白内障手術の申し込みをいただいた内の2人はお住まいは遠方なのですが(湯河原の方と鹿児島の方)、娘さんが当院のお近くにいらっしゃるということで、当院で手術を受けてくだることになりました。通常、手術日から逆算して約2週間程度前に術前検査や手術の説明を行なっておりますが、鹿児島の方はそのためにわざわざ来ていただくのも大変なので、手術日の1週間前に術前検査をして、そのままこちらに滞在し、両眼の手術と術後の経過観察の後、お帰りいただく予定としました。

このように遠方からの手術の場合は、検査日程を調整したり、両眼の白内障手術では1週間あけて両眼の手術をすることが多いのですが、間を短く(水曜金曜または金曜水曜)設定し滞在がなるべく短くできるようにもしています。

また、術後の診察はどれくらい必要ですか?という質問も多いですが、手術翌日とその34日後の診察で問題無ければ、まずは大丈夫と思っています。少し余裕を持っても術後1週間の経過観察ができれば、より安心かと思います。(あとはご実家に帰られ、お近くの先生にその後の経過観察をお願いしています)

ご高齢でお一人暮らしの方は手術をご家族の近くでとお考えのケースもあるかと思いますが、そのような手術をお考えの方にはなるべく負担の少ない形を提案したいと思っていますので、遠慮なくご相談ください。

↑今日、切開した9歳の男の子の霰粒腫。

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