昨年、他院での白内障術後の不具合があり、レンズの摘出をさせていただいた患者さまに会いに那須へ行ってきました。
この患者さまは那須にお住まいなのですが、円錐角膜がある上に、強度近視もあり(この2つは両方あることも多いですが)、白内障の手術は地元の眼科より都内の病院を勧められ、受けたのですが、左右差が強く出てしまいお困りになって『レンズを入れ換えて欲しい』と主治医の先生にお願いしたところ、『レンズは入れられるけれど、取り出すことはできない』と言われて、更に困って、途中、都内の大学病院の受診などを経て、最終的に僕のところにいらっしゃいました。
その間、メールでのやり取りをたくさんしていたので、初めてお会いした時も、前からの馴染みの患者さまのような感じで、手術やその後の通院、メールのやり取りもあり、今では友人のような感じです(ご本人からは“brotherhood”だと言われています)。
この患者さまは那須の教会で牧師をされているので、礼拝に参加させていただき、お昼をご一緒して、お家に招待いただき、楽しい時間を過ごして帰ってきました。
僕の生まれも栃木なのですが、もうずっと帰っていないので、久しぶりに故郷に帰った気持ちも少し味わうこともできました。誘っていただき、どうもありがとうございました。
ちなみに、レンズ交換の希望で、レンズ摘出だけをしたというのは、目的の位置にピントを合わせる場合にレンズの度数がゼロでよさそうだったので、手術ではレンズを入れずに終えました。決して、レンズを取り出すだけ取り出して、入れることができなかったということではありません。
楽しい休日をありがとうございましたm(_ _)m