今日は午前が外来で午後は手術でした。
来週が当院の夏休みで白内障や硝子体手術などの“内眼手術”では術後の経過観察が十分に行えないため、今日の手術は眼瞼下垂と霰粒腫切開のみとさせていただきました。
眼瞼下垂は2人でしたが、霰粒腫は7人でした。
霰粒腫のうち2人は大人(37歳、41歳)でしたが、あとの5人は1〜2歳の小さなお子さんで、横浜市内からは1人だけで、あとは都内から2人と埼玉、栃木から1人ずつと遠方から来てくださいました。
せっかく遠くからわざわざ来ていただいたので、なるべく泣かずに切開したいと思いましたが、皆んな多かれ少なかれ泣かせてしまい、申し訳ありませんでした、、、
でも、鎮静剤が全く飲めなかった子は、手術室に入る前から泣いてしまっていましたが、残りのちゃんと鎮静剤を飲めた子は、手術室に入る時に泣かずに済んだり、途中で泣いてしまっても、少しすると泣き止んで寝ている間に切開できたり、いくらかは負担を減らして切開できたのかなと思います。外で待っていただいたお父さん、お母さんにもお子さんの泣き声は聞こえると思うので、お辛い時間で申し訳ありませんでしたが、皆んな、霰粒腫はしっかり切除したつもりなので、きれいに治ってくれることで『切開してよかった』と思っていただければと思います。
ちなみに、最初、泣いていなくても麻酔の注射をすると、目が覚めたり、いつもと違うことに気がついて、泣いてしまうことがどうしてもあり、通常、『いたいー』と言う子が多いのですが、今日の子の一人はずっと『ママ、だっこー(して)』と何度も繰り返していました。泣きながらも頑張ってくれてていたので、なるべく早く大好きなお母さんの元に戻れるように僕も頑張りました。
大人の人も含めてみんなきれいに治ってくれるといいなと思います。
↑今日、切開の40代男性の霰粒腫。