今日は午前が外来で午後は手術で、白内障11件、眼瞼下垂1人、翼状片1件、硝子体手術(強膜内固定)1件でした。
今日は僕のクリニックに昭和大学藤が丘リハビリテーション病院の前教授谷口重雄先生が来てくださいました。
谷口先生には、僕が眼科医として実際に手術を始めるようになった2年目から教授を退官されるまで5年間、たくさん指導していただき、眼科医として育てていただいた眼科の父親のような存在です。
谷口先生は難症例白内障手術が専門でしたが、網膜硝子体手術も眼瞼手術も、色々な手術をこなされ、眼のことで困って藤が丘にくる患者さんを助ける、そんな姿を近くでずっと見ていたのが、今の自分の診療スタイルにつながっているのかなと思っています(谷口先生のように上手には全然できていませんが、、、)。
谷口先生からは手術のこともたくさん教えていただきましたが、患者さんを大切にすること、周りのスタッフに感謝すること、そして勉強をすることの重要性を先生の背中を通して教えていただいたと感じています。谷口教授の下で勉強できた5年間は、本当に貴重な時間で今でも大きな財産です。
そんな谷口先生が、なぜ僕のクリニックにいらしたかというと、僕の成長を見に、、、ということではなく(もし、そうだったらうれしいですが)、僕が使っているZeissの ARTEVO800という3D顕微鏡の手術を見たいということでいらっしゃいました。まだまだ勉強をという姿勢は僕ももっと見習わなければならないですし、もっともっと頑張らなければと思いました。
でも、大学を離れてから谷口先生にまた手術を見ていただくことなんてないと思っていたので、約9年ぶりにまた見ていただけたことは本当に感慨深く、うれしく、とてもよい1日になりました(手術は緊張してしまいましたが、、、)。
谷口先生、どうもありがとうございましたm(_ _)mこれからも頑張ります!
谷口先生が10年ぶりに改訂した白内障手術の本“白内障手術パーフェクトマスター”にサインをいただきました!強膜内固定など新たな内容も増え、もう一度、しっかい勉強したいと思います。
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m