春といえば、センバツですが、今年は僕の故郷の栃木県から、作新学院と石橋高校と2校出場と頑張ってくれていたので、久しぶりに甲子園に行ってきました。
しかし、せっかく甲子園まで行ったものの、残念ながら雨天中止となってしまいました。昨日の時点で今日の天気予報は100%雨、、、行くのは止めようかなとも思いましたが、行かないでもし試合があるよりは、行って雨なら仕方ないと思っていたので、また次は夏に行こうと思って帰ってきました。
野球観戦と手術を一緒に考えるのはちょっと違うかもしれませんが、手術でももしかすると手術したらよくなるかもしれないし、しても変わらないかもしれないというような状況のことがあります。その時、だったら手術しなくてもいいという考えもあると思いますし、もしよくなる可能性があるならば、手術してみたいという考えもあると思います。どちらが正解ということはない問題だと思いますが、個人的には、よくなるか分からない状況でも、手術することでよくなる可能性があって、その手術の負担がそれほど大きくないのであれば、手術をして、少しでもよくなればよいですし、もし、変わらなくとも、できる限りのことをしたと思えればよいのかなと思います。
ちなみに、前日は尼崎に泊まったのですが、尼崎や甲子園のある西宮から来てくださる患者さまもいるので、帰りの新幹線では、こんな遠くから来てくださってありがたいなと思いながら、そういう方たちがどのような気持ちで来てくださるのかなと考えながら帰りました。遠くから来てくださるからか、お近くの患者さまかで、ベストな診療をしようと思う気持ちはもちろん、変わりありませんが、それでも遠くからわざわざ来てくださる患者さまには、来てよかったと思っていただけるようなことが少しでもできたらと思わずにはいられません。かといって、何か特別なことができる訳でもないので、自分にできることを精一杯頑張るしかないと改めて思いました。高校球児に負けずに頑張ります!