院長ブログ

眼瞼下垂手術いろいろ

今日は午前が外来で、午後はまぶたの手術で、手術の申し込みは、白内障1人でした。

今日の手術は眼瞼下垂が4人でした。

一括りに眼瞼下垂といっても、今日手術で行った術式は3パターンありました。

2人はまぶたを持ち上げる眼瞼挙筋の働きが弱くてまぶたが下がっている状態で、眼瞼挙筋を修復する手術を行いました。

もう2人は、眼瞼挙筋の働きはしっかりしていてまぶたの縁はしっかり上がっているものの、皮膚の弛緩(たるみ)が強くて、眼が隠れてしまっている偽眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩)の状態で、上まぶたの皮膚の弛みを切除する手術を行いました。皮膚を切除する方法も、2通りあり、一人はまつ毛側の皮膚を切除する睫毛側皮膚切除、もう一人は眉毛の下の皮膚を切除する眉毛下皮膚切除という方法で行いました。

一言に眼瞼下垂だからと、単にどの術式がよいという訳ではなく、まぶたの筋肉が弱っているか、まぶたの弛みが強いか、まぶたの皮膚は厚いか薄いかで、まぶたの状態がどのようで、適切な術式を選択することがまず重要だと思っています。

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

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