今日は午前が外来で午後は手術で、白内障10件、眼瞼下垂1人、黄斑上膜の硝子体手術1件でした。
昨日は滋賀県東近江市にある能登川病院昴会アイセンターに見学に行ってきました。この病院は京都の米田先生という有名な先生を中心として、様々な眼科手術を高度に行っている施設で、昭和大学の後輩の栗家先生が昨年から勉強のために赴任しています。彼女はちょうど僕と同じ7年で医局を退局し、より自分が成長できる環境を求めて滋賀の病院を選びました。そんな彼女がどのようなところで、どんな手術をしているのか、見てみたくて見学に行かせていただきました。
せっかく行くので、朝イチから行けるように前日から滋賀に前泊し、栗家に何時に行ったらよいか連絡すると、『10時くらいに病院に来てください』と言われたので、『もっと早く行けるけど』と聞くと、『早く来てもオペ始まらないので大丈夫です』ということで、相変わらず気持ちだけ空回りして彦根でゆっくり朝ごはんを食べて病院に向かいました。
午前は他の先生の手術を見させていただきましたが、なんと、その先生も僕のことをYouTubeで見て知っていてくれて、びっくりしました（きれいな手術を見させていただき、ありがとうございました！）。
午後は栗家の手術で白内障5件と硝子体手術5件で、白内障もめちゃくちゃ速くほとんどの症例が5分かからないくらいで終わっていました。硝子体手術も難症例を意識した操作を行っており、こちらもすごく短い時間できれいな負担の少ない手術でした。普段あまり手術時間は気にしていませんでしたが、やはり短いというのは、安全が担保された上で、患者さまにとっては優しい手術で大事なことかと改めて認識しました。自分の手術の手技も確立されたと思っていましたが、まだまだ工夫の余地があり、勉強になりましたし、何より、後輩が地元を離れて厳しい環境に身を置いて立派に活躍し、頑張っている姿はすごく刺激になりました。たった1日でしたが、栗家の手術を見させてもらい、とても有意義な日となりました。
見学の後は、草津（群馬の草津温泉ではなく、、、）のお店で栗家の同期の先生と3人でおいしい滋賀の食事をいただき、京都経由で帰ってきました。とても楽しい見学で、栗家も上司の同期の先生にも恵まれ、元気にやっていたので安心して、また明日から自分も頑張ろうと思いました。
栗家先生、昴会アイセンターの皆さま、どうもありがとうございました。
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m
