院長ブログ

霰粒腫瘢痕切除の経過

今日は午前のみの外来でした。

今日の外来では、3か月前に霰粒腫の瘢痕を切除した7歳の女の子の経過観察の診察がありました。元々、数年前から下まぶたに霰粒腫ができたり、引っ込んだりを繰り返しているうちに、跡が残ってしまい、今年の6月に霰粒腫の跡とまだ残存する霰粒腫の切除を行わせていただきました。

下まぶたは皮膚の余裕がないため、切除し縫合すると、どうしても多少の皮膚の突っ張りができ切開の跡が若干残ってしまいます。この女の子もまだ切開の跡は少しあるかと思います。でも、前よりはだいぶきれいになったと思いますし、何より、この子が自分で少しでもキズをきれいにしたいと治療を頑張って受けたことは、すごく立派で、大きなことだと僕は思います。何かをすることは、大変なこともありますが、待っているだけでは何も変わらないこともあります。この小さな女の子が、自分で治療を受けると決めて頑張ったことは、僕らも生きていく上で、大切なことだと思いました。年齢にかかわらず、そういうことを感じさせてくれる患者さまと出会えることは、この仕事をしていてよかったなと思います。どうもありがとうございます。

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

↑治療前/治療後(今)

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