院長ブログ

船酔いしたような見え方

今日は午前のみの外来で、手術の申し込みは、霰粒腫3人(3歳女の子2人、42歳女性)でした。

白内障手術を受けた後『船酔いしたような見え方で見えにくい』という症状で50代半ばの女性がいらっしゃいました。眼内レンズはきれいに入っていて、度数は-1.5D軽い近視で、矯正視力は両眼とも1.2所見としては手術の経過はとても良好でした。しかし、白内障手術の見え方で、この患者さまのように、船酔いしたような見え方とか水の中から見ているような見え方という訴えは時々あるように感じています。元々の自分の水晶体から眼内レンズの見え方に変わっただけでも、そう感じる可能性がありますが、レンズの種類がレンティスコンフォートの場合に若干多いように感じています。今回の患者さまも、レンズのデータをお持ちでなかったので、詳細は分かりませんが、診察で見る限り、レンティスが入っているようで、レンティスの見え方が合わない可能性があるのかなと思いました。経過自体は悪くないのでもう少し様子を見ていただき、どうしても今の見え方が気持ち悪いようであれば、単純な単焦点レンズへの入れ換えが治療になるかとお話させていただきました。わざわざ名古屋から来ていただき、はっきりした事が言えず、申し訳ありませんでしたが、もし治療が必要な場合はしっかり対応させていただきます。遠くからありがとうございましたm(_ _)m

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

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