院長ブログ

MDF

今日は午前は外来、午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障1人、眼瞼下垂1人、眼内レンズ交換1人でした。
今日の手術は、眼瞼下垂4人、霰粒腫3人(2歳女の子、3歳女の子、5歳女の子)でした。

今日の外来では、視覚障害者スキーの選手を目指す20歳の女性の受診がありました。障害者スポーツ(パラスポーツ)は障害の程度によって、参加資格の有無やクラスがあります。その判断のために必要な書類が”MDF”( Medical Diagnostics Form)と呼ばれる診断書ですが、そのMDF作成目的でいらっしゃいました。

この書類はどの眼科医(眼科医にも限りませんが)でも書くことができるのですが、

なかなか書いたことのない医師も多いというか、MDF自体をご存知ない先生も多く、選手が大会にエントリーするためにMDFを書いて欲しくとも、受け入れ先がみつからないと困ってしまうこともあります。という僕も障害者スポーツ医の資格を5年前に取り、そこで初めてMDFのことを知りましたが、実際にMDFを書いたのは今回で3回目です。まだ慣れませんが、詳しい先生に教えていただきながら、パラアスリートの皆さんに力になれることがあればと頑張って書きたいと思っています。

今回の選手の方は、たまたま当院の近くにお住まいで、僕も興味のあるノルディックスキーの挑戦されるそうで、個人的にも応援していきたいと思います。頑張ってください!

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