今日は午前のみの外来で、手術の申し込みは、白内障2人と霰粒腫2人(11 歳女の子と35歳女性)でした。
眼が自分の意志とは無関係に、規則的に振り子のように行ったり来たり動く状態を“眼振”といいますが、昨日は、眼振のある60代の女性の方の白内障の手術がありました。
ご本人も眼振の自覚があるため、『眼振があるのに手術は大丈夫ですか?』と心配されていましたが、基本的には眼振があっても手術は十分可能ですし、実際、この患者さまの手術も全く問題なく終えることができました。
眼振に限らず、『手術の時に眼を動かしてはいけない』と心配している患者さまも多いように感じますが、確かに手術の時に、眼が動かない方が手術はしやすいです。顕微鏡の照明で照らしながら手術しますので、その明るいところをなるべく見ていていただけると、手術はとてもしやすくなります。ただ、眼を全く動かさないなんてことは無理ですし、眼が動いてもある程度はこちらでコントロールできるので、あまり心配せずに手術を受けていただければと思います。
今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m