院長ブログ

大阪からと大阪へ

今日は午前のみの外来でした。
手術の申し込みは、白内障2人と霰粒腫1人(31歳女性)でした。

今日の外来では、白内障術後の不具合で、70代前半の女性の方がいらっしゃいました。1年半前に左眼を単焦点レンズで近方に合わせ、4か月前に右眼を遠方に合わせて手術を行ったそうですが、裸眼視力は右0.9 左0.4と左右差がキツくなってしまったようです。この方の眼の屈折は右-0.25 左-2.25とその差は2Dあり、元々、左右で差がある人はいいかもしれませんが、そうでない人にとっては、どうしても違和感が強く出てしまうことがあるかと思います。どれだけの差なら大丈夫かというのも難しい話なのですが、0.5Dならほとんど問題なく、せいぜい1Dの範囲に納めた方がよいかなと思っています。理由は左右同じにしようと設定しても0.5Dくらいの差がつくことはなくはないですし、有効に広く見るには、もう少しあってもよいかと思うので、左右差を少しつけるなら0.5〜1.0D程度に留めて設定するのがよいかなと思っています。

ただ左右差がつき過ぎてしまった場合、解消するには、レンズの入れ換えをしてもよいですし、アドオンレンズやLASIKという方法もありますので、対処のしようはあるので、きちんと対応を考えたらよいかとお話させていただきました。

この患者さんは大阪にお住まいで大阪から来てくださいましたが、僕はスタッフと研修旅行で今日、大阪へ向かいました。遠くからわざわざありがとうございました。

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

 

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