院長ブログ

今日からまた

今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障2人と眼内レンズ交換1人で、今日の手術は、白内障14件と黄斑上膜の硝子体手術1件でした。

月曜日に東ティモールから帰国し、今日から診療再開となりました。しばらくお休みし、患者の皆さんやスタッフにはご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

でも、快く送り出してくださったこと、とても感謝しています。僕がしばらく休む時も代わりの先生に診察をお願いすればよいという考えもあるかもしれませんが、基本的には自分のできる範囲で、自分の責任の下で、僕のできる治療をするのが僕の中で大切なことなので、もうしばらくはこのスタイルで頑張ろうと思っています(体力的にいつまでできるかは分からないですが、、、)。

また、休まないで診療を続けるべきだという考えもあるかもしれません。医師である以上、診療に全力を尽くすべきだともちろん僕も思っています。でも、医師である前に一人の人間として、診療以外にしたいことや行きたいところがあり、会いたい人たちがいます。無闇やたらに休むつもりはありませんが、診療を休んでも行くべきと思った時は行こうと思っています。人として、うれしい、楽しい、悲しいとか色んな感情を感じることは、大事なことだと思っています。医師としても、相手は必ず人なので(眼科医は決して眼や検査データだけをみるものではないと思っています)、そういう感情を持つことはとても大切なことだと思っています。そして、その経験はいつも大きいとは限りませんが、必ずいくらかは、人としても医師としてもプラスに働いてくれると思っています。ということで、時々、休診でご迷惑をおかけすることはあるかと思いますが、ご理解のほど、どうかよろしくお願いいたします。

今日から手術も再開でいつも通りの件数を行わせていただきましたが、今日の白内障の最年少は18歳の男の子でした。水晶体の表面に強い濁りのある前嚢下白内障というタイプで、手術は無事終わりましたが(ご希望の笑気麻酔を使ったら気持ち悪くなってしまったのはありましたが、、、)、子どもの頃からの白内障で視力がどれだけ出てくれるか、レンズはアイハンスがよいかと思ったのですが、本人とお母さんが相談して普通の単焦点レンズ(テクニス オプティブルー)にし、単焦点の老眼感がどう出るかは気になるところですが、手術自体は無事に終えられよかったです。

皆さん、手術、お疲れ様でしたm(_ _)m

今日からまた頑張ります!

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