院長ブログ

ESCRS2024@Barcelona

今回、クリニックのお休みをいただき、久しぶりにESCRS(欧州白内障屈折矯正外科学会)に参加してきました。

眼科医3年目の2010年のパリに行って以来、14年振りで、前回は一応、発表しましたが(英語で!でも、原稿を読んだだけでしたが、、、)、今回、英語は思った以上に分からず、本当に参加しただけというレベルになってしまった気もしますが、分からないなりにも少しでも知識や情報を得られるように頑張ってきました。

でも、手術の動画は見れば、そのおもしろさやすごさが分かり、世界共通というか、眼科医の共通言語だと感じました。日本ではあまり多くないと感じる“眼内レンズ交換”もヨーロッパでは一般的な治療という感じで学会のセッションも多く、自分のやっていることも間違いでないと思うこともできました。分からないことも多かったですが、実際に行って分かったこともあり、思い切って参加してよかったです。

せっかく初めてのスペインだったので、1日だけ観光させていただき、トレドという街を訪れました。スペインに留学していた友人が一番好きだと言った街なので、行ってみようと思い、片道約4時間、滞在はたったの4時間でしたが(普通は日帰りでは行かないらしいです、、、)、パラドール(スペインの国営ホテル)からの眺めは素晴らしく、古くてきれいな街で、行ってよかったです。

ホテルのバスタブにお湯を張っているのを忘れて部屋を水浸しにしてしまったり、トレドに行く時もバルセロナ市内の地下鉄で乗る方向を間違えて特急に間に合わず2時間遅れの出発になってしまったり、空港の手荷物検査の前に水分を摂りすぎて、離陸時にトイレが危なかったりといくつかのトラブルはありましたが、楽しく、無事、行って帰ってこられてよかったです。

クリニックをしばらく休むようになり、患者さんやスタッフの皆んなには迷惑をかけて申し訳なかったですが、快く送り出してくれてどうもありがとうございましたm(_ _)m

今回のヨーロッパの学会で得たことをしっかり診療に活かし、皆さんに還元できるようにまた明日から頑張ろうと思います。

あと、もう少し英語が分かれば、学会も旅ももっと楽しかったと思うので、次回はもうちょと勉強になるように頑張ります。

現地でお世話になった皆さん、どうもありがとうございましたm(_ _)m

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