逗子で開かれたゴールボールの体験会に参加してきました。
ゴールボールは幅9m高さ1.3mのゴールを3人で守り、バスケのボールくらいの大きさで中に鈴が入っていて音がするボールを転がすように投げ合い、点数を競い合う視覚障害者を対象にした競技です。選手は障害の程度で差が出ないようにアイシェードをしてプレイします(競技中にアイシェイドを触ると反則だそうです)。
見学のつもりで行きましたが、実際に体験できるということで、ゴールボール協会の方からレクチャーを受け、実際に試合にも出させていただきました。アイシェードで全く見えない状況で、ボールの音、手や足の感触でコートでの位置を把握する経験をして、きっと視覚障害の人は、実生活でもそういう感覚を研ぎ澄まし、眼の代わりにしているんだろうというのが少し分かった気がしました。
ゲームもなかなかおもしろかったですし、新たな出会いもあり、参加してよかったです。
視覚障害のスポーツでサッカーとか柔道などは健常者でも身近なスポーツでイメージしやすいですが、ゴールボールは視覚障害者特有の競技で、知ろうと思わないとなかなか分からないスポーツという気がします。なので、視覚障害者の人と多く接する眼科医は知っておいた方がよいスポーツなのかなと思いました。
まだこらからの地域もあるので、興味のある方はぜひ参加してみてください!
お昼ごはんを持っていくのを忘れ、見かねた平塚盲学校の先生がゼリーを分けてくださいました、、、ありがとうございましたm(_ _)m