今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障3人、眼瞼下垂1人、眼内レンズ交換1人でした。
今日の手術は、白内障13件(アイステント併用2件)と硝子体出血の硝子体手術1件でした。
今日の外来では、7月の末に右眼の眼内レンズ交換をした50代後半の男性の方の経過観察の受診がありました。元々は他院でレンティスコンフォートを遠方狙いで入れ、術後はまあまあ遠方が見えていたものの、1週間くらいで遠方が見えにくくなり、その後、遠方も近方も見えにくく、夜のハローグレアもきついということでアイハンスを遠方合わせで入れ換えました。術前の裸眼視力0.5から術後は1.2まで改善し、『明るさが全然違う』『違和感が全くなくなった』とおっしゃってくださいました。しかし、逆に左眼の見えにくさが気になってしまうということで、左眼の入れ換えも予定させていただきました。
両眼の見えにくさがある場合、片眼の入れ換えをすると、よくない見え方が半分になり、片方の手術で済んでしまうこともあります。また、片方の見えにくさが改善して、もう片方の見えにくさが逆に気になってしまったり、少しでもよくしたいという気持ちが強ければ、もう片方も手術するといいかと思っています。
なので、この患者さんも両方の見え方がよくなって快適な見え方になるように手術を頑張りたいと思います。
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m