院長ブログ

アイハンス講演会

今日は午前のみの外来でした。
手術の申し込みは、白内障1人と霰粒腫3人(12歳女性、21歳女性、26歳男性)でした。

昨日の夜は診療後に二子玉川でAMOの講演会があり、お話させていただく機会をいただきました。

僕の前には、だんのうえ眼科の佐藤香先生、僕の後には日本医大教授の小早川先生とご高名な先生方に挟まれ、完全に箸休め的な人選だったのではと思いますが、僕なりに診療を通して感じることを話させていただきました。

今回のテーマが“アイハンスが単焦点レンズのスタンダードになるかどうか?”というところで、僕はレンズの入れ換え手術をすることが多いのですが、その中で、アイハンスを使っている人からの入れ換えが少なく、逆に新たに入れるレンズとしてはアイハンスが多いということを症例を交えて話させていただきました。ただ、全ての人にアイハンスがよいという訳ではなく、アイハンスを入れてうまくいかなかったケースもありましたので、注意が必要な場合もあるという話もしてみました。

アイハンスだけではないですが、単焦点レンズに分類されるものの、単純な単焦点レンズでなく、焦点の幅を持った単焦点レンズ(海外では、Monofocal plusと言われています)は多くの場合は、スタンダードとしてよいと思いますが、全ての人にとってではないと思っています。いくつもあるレンズの選択肢の一つでしかありませんが、それでも、アイハンス(のようなMonofocal plus)は第一に考えるべきレンズの筆頭の一つだと僕は考えています。

話も下手くそで、内容も症例提示のような経験に基づくものばかりでどれだけためになることが言えたか分かりませんが、せっかく来てくださった皆さんに少しでもためになることが伝えられたらよかったと思います。座長の檀之上先生、一緒にお話してくださった佐藤先生、小早川先生、機会をくださったAMOさん、そして、参加してくださった皆さん、どうもありがとうございましたm(_ _)m

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

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