今日は午前のみの外来でした。
手術の申し込みは、白内障2人、硝子体手術1人、霰粒腫1人(5歳女の子)でした。
今日は診療が終わった後に、新木場のBumbという体育館で“東京都パラスポーツ次世代選手発掘プログラム”という障害者向けのイベントがあり参加してきました。このイベントは、都内在住もしくは都内は通勤、通学をしている障害者が対象になり、視覚障害の方だけでなく、手脚に障害のあるな肢体不自由の方、知的障害の方で、スポーツを競技として頑張りたいという方々が集まり、体力測定や競技相談を行うことで、将来のパラアスリートを探し出そうというイベントです。
眼科医も視覚障害の相談役としての業務があり、川崎市立多摩病院・聖マリアンナ医大の松澤先生と新渡戸記念中野病院の山下先生がご担当され、僕は自分のクリニックの診療が終わってから見学させていただきました。
今回の視覚障害の参加者は2名と少なかったのは残念でしたが、柔道の体験をしているところを見させていただいたり、スキーの競技団体の方とお話しをさせていただき、僕が以前、診断書で関わった女の子が選手として頑張っているといううれしい話を聞くことができてよかったです。
松澤先生と山下先生ともパラスポーツについてたくさん話をすることができてとても楽しかったです。どうもありがとうございました。
視覚障害のある方皆んなにスポーツはいいですよというつもりもないのですが、視覚障害があってもスポーツはすることができます。競技として本格的に挑戦するのでも、趣味や健康のためのスポーツでもとても素晴らしいことだと思います。
もし視覚障害があって、スポーツを頑張ってみたい、何かしてみたいという方は、この東京都のパラアスリート発掘事業やJーSTARに参加してみるとよいと思います。
今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m