今日は午前は外来、午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障5人、眼瞼下垂1人、黄斑上膜の硝子体手術1人でした。
今日の手術は、眼瞼下垂3人、眼瞼腫瘤切除2人、霰粒腫4人(6か月男の子、11か月男の子、14歳女の子、52歳女性)でした。
昨日、緊急で網膜剥離の手術がありましたが、網膜剥離の硝子体手術では、残った硝子体を処理し、硝子体の中を空気に換え網膜の下の水を抜き、網膜の穴の周りをレーザーで固め、空気を医療用のガスに置き換えるような処置を行います。そして、手術の後は、ガスが網膜を押し付ける“タンポナーデ効果”を期待して、患者さんにはうつ伏せ姿勢を取っていただきます。寝る時もなるべく、うつ伏せ寝で、起きている時もできれば下向きでいただくようにお願いしていますが、中々、うつ伏せ姿勢も辛いので休み休みでもトータルでなるべく長い時間、ガスが剥がれた網膜に当たることでより治癒率が高まってくれるので、頑張っていただければと思います。
昨日の患者さんもうつ伏せをお願いしていましたが、今日の診察で眼の中を診させていただくと、角膜の裏側に出血や炎症の細胞が付着していて、うつ伏せをしっかりしている証拠が見られたので、頑張ってくれているんだと思いました。うつ伏せはちょっと大変ですが、術後の2〜3日が大事なので、なんとか頑張っていただければと思います。よろしくお願いします。