今年の4月にAlcon社から新しく発売された多焦点眼内レンズ
ClareonPanoptix(クラレオン パンオプティクス)
の勉強会がありましたので、内容を共有します!
このレンズは今まで当院で取り扱っていたアクリソフパンオプティクスと構造は全く同じですが、レンズ素材が変更されました。
従来のパンオプティクスには『グリスニング』といって、レンズの素材自体に若干の混濁がありました。この混濁は視力そのものに影響はないものの、診察時に医師が顕微鏡で眼底を診る際に白く見える影響で少し見えにくい場面もありました。しかし新たに発売されたクラレオンパンオプティクスはグリスニングが抑制され、レンズ自体の透明性が非常に優れていることで眼底を透見しやすくなり、病気の早期発見に繋がることがあります。
また、後発白内障手術施行率も軽減されます。他社製品は後発白内障手術施行率が6%であるのに対し、2%と3分の1に軽減されています。
※多焦点レンズは全ての方に適応があるわけではありません(白内障以外の疾患がある場合には多焦点レンズを勧める場合があります)
また、9月14日は山口院長の誕生日でした🎈
かわいいオーダメイドケーキでスタッフ一同、先生のお祝いをしました!